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スワップ金利ってどうやって決まるの?

ところで、スワップ金利ってどうやって決まっているのでしょうか?

ここではこのあたりについて説明したいと思います!

スワップ金利は2国間の政策金利差によって決まってくる!

結論から言うと、スワップ金利は2国間の政策金利によって決まってきます。

2国間というのはたとえば、豪ドル/円なら、オーストラリアと日本の政策金利の差ということです。

次のページで詳しく説明しますが、豪ドル/円の買いをする場合は、
オーストラリアの政策金利-日本の政策金利=豪ドル/円のスワップ金利
ということになります。

政策金利というのは日本なら日本銀行、アメリカならアメリカ中央銀行(FRB)などの、
各国の中央銀行が決めているその国の通貨の金利のことです。

これは外為どっとコムの政策金利一覧のページなどで確認することができます。

たとえば、豪ドルの政策金利が2.5%、日本円の政策金利が0.1%で、レートが96円の場合に、
スワップがどれくらいになるのか計算してみましょう。

考え方としては、「FXってどうなったら利益がでるの?」で説明した方法と同じです。

「FXってどうなったら利益がでるの?」では、スワップ金利から金利(政策金利差)を求めましたが、
今回は政策金利差からスワップ金利を求めてみます。

スワップ金利は通常1万通貨を1日保有した場合の値になるので、
まずは豪ドルを1万通貨保有した場合を考えてみます。

豪ドル/円を96円で1万通貨買って保有したとしたら、
96万円分の豪ドルを保有したことになります。

これに対してオーストラリアと日本の政策金利差である、
2.4%の金利が年間で付くということなので、年間の金利額は、、

96万円分の豪ドルに2.4%の金利が付くといくらになる?
豪ドル960,000円×政策金利2.4%=23,040円

2万3040円ということになります。

これが1年間にもらえる金利なので、
これを1日あたりに直したのがスワップ金利になります。

単純に365日で割れば算出されますので、約63円ということになりますね。

ということで、この場合の豪ドル/円のスワップ金利は、
63円ということになります。

実はスワップ金利は業者ごとに微妙に違ってくるので、
(詳しくは「スワップ金利も業者によって違う!」を参照して下さい!)
必ずしも政策金利から算出したスワップとぴったり同じになるわけではありませんが、
上記の計算で、現在の実際の豪ドル/円のスワップ金利63円にほぼ近い数字なっていますね。

豪ドル/円の売りをやるとスワップがマイナスになる!

前のページでも少し触れましたが、
豪ドル/円の売りをやった場合というのはスワップがマイナスになります。

上では豪ドル/円の買いをする場合は、
オーストラリアの政策金利から日本の政策金利を引けば、
豪ドル/円のスワップ金利が算出されると書きました。

これは豪ドルが買い通貨、日本円が売り通貨の場合の話です。

もし豪ドル/円の売りをやる場合は、豪ドルの売り、日本円の買いをすることになるので、
日本の政策金利-オーストラリアの政策金利=豪ドル/円のスワップ金利ということになります。

つまり、買いをする通貨の政策金利は受け取ることができるけど、
売りをする通貨の政策金利は支払わなければいけない
、ということなんです!

この考え方を理解していれば、
どんな通貨ペアのスワップ金利でも計算することができます。

ユーロ/米ドルの買いでも、米ドル/スイスフランの買いでも、
英ポンド/米ドルの売りでも、すべて2国間の政策金利差からスワップが計算されています。

そして、買い通貨の政策金利が、売り通貨の政策金利より高ければスワップ受け取り、
そうでなければスワップ支払となります。

このあたり、最初はちょっとややこしいかもしれませんし、
結局業者のホームページやログイン画面などに、
その通貨を1万通貨取引した場合のスワップ金利が明記されていますので、
それを参考にしてもらってもいいのですが、
やっぱり一投資家として最終的にはこういったことも理解しておきたいところです。

結局、スワップ金利の面で一番メリットがあるのはどの通貨ペア?

ここまでで、スワップ金利がどうやって決まっているのか?ということが、
なんとなくは分かったと思います。

じゃあ、スワップ金利の面で一番メリットがある通貨ペアってどの通貨ペアなんでしょうか?

「FXってどうなったら利益がでるの?」で紹介した、
外為どっとコムのスワップ金利一覧をもう一度見てみましょう。

記事執筆時点の外為どっとコムのスワップ金利
記事執筆時点の外為どっとコムのスワップ金利

この表を見ている限り、
1日あたり87円もらえるNZドル/円の通貨ペアがスワップ金利的に最もメリットがあるように思えます。

でも、これってはたして本当にそうでしょうか?

たしかに上記の表は1万通貨の取引をした場合にもらえるスワップ金利の一覧表で、
1万通貨の買いをした場合のスワップ金利が一番高くなるのはNZドル/円です。

でもポイントとなってくるのは、1万通貨の取引に必要なお金です。

「外貨を買うには手数料がかかる!?」では、
Askがこちら側の買値になるということを説明しました。

ということは、上記一覧表の通貨を1万通貨買う場合の運用額は、
それぞれ以下のようになります。

通貨ペア Ask 運用額
米ドル/円 118.967 118万9670円
ユーロ/円 141.249 141万2490円
ユーロ/米ドル 1.18729 11872.9ドル
豪ドル/円 96.018 96万180円
英ポンド/円 180.131 180万1310円
NZドル/円 92.238 91万2380円
カナダドル/円 100.578 100万5780円
スイスフラン/円 117.627 117万6270円
南アフリカランド/円 10.153 10万1530円

重要なのは、
この運用額を頭に入れたうえで年間の受取スワップ金利を考え、
スワップ金利を年利で考えるということです!

以下が年間受け取れる金利の額と、年利を計算した表です。

通貨ペア Ask 運用額 年間金利 年利
米ドル/円 118.967 118万9670円 1825円 0.153%
ユーロ/円 141.249 141万2490円 0円 0%
ユーロ/米ドル 1.18729 11872.9ドル -50.4ドル -0.424%
豪ドル/円 96.018 96万180円 2万5185円 2.623%
英ポンド/円 180.131 180万1310円 9125円 0.507%
NZドル/円 92.238 91万2380円 3万1755円 3.480%
カナダドル/円 100.578 100万5780円 8030円 0.798%
スイスフラン/円 117.627 117万6270円 0円 0%
南アフリカランド/円 10.153 10万1530円 3285円 3.235%

上記表の年利が一番高い通貨ペアが、
現状外為どっとコムでは最もスワップ金利的にメリットがある通貨ペアということになります。

やはりNZドル/円ですね。

スワップ金利でメリットを測る場合は、
必ず運用額も考慮して、年利で考えるようにしなければなりません。

あと、最後に補足ですが、ユーロ/米ドルとか英ポンド/米ドル、米ドル/スイスフランなど、
右側の通貨が外貨になっている場合、
受け取るスワップ金利も右側の外貨になるので注意が必要です。

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