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ロスカットレートの算出方法について!

ロスカットってなに?」のページではロスカットについての説明をしました。

ここではロスカットレートの算出方法について詳しく説明したいと思います。

結構数字が出てくるので少し難しく感じるかもしれませんが、
かなり重要なポイントになるので、
極力実際に取引を始める前の段階で理解しておいてほしいところです。

ロスカットレートの計算方法

前のページではロスカットというのは、
入金した証拠金以上の損失を防ぐためのリスク回避システムであるということを説明しました。

もし為替レートが予期しない方向に進んでしまって、
証拠金がマイナス5万円になってしまったとしたら、
その5万円は業者に対する借金となるので、
返済しないといけなくなるということを説明したと思います。

なので、そういったややこしい事態に陥る前、
つまり証拠金がゼロになる前に業者が強制的にロスカットします、
という話だったと思います。

でも、この証拠金がゼロになる前って一体どの時点なんでしょうか?
ぴったりゼロになったときでしょうか?
それともちょっとゆとりをもって、1万円だけ残した時点でしょうか?

この、業者が実際にロスカットをする為替レートのことをロスカットレートと言いますが、
このロスカットレート、自分で計算すれば算出することが可能です。

ここでは、この計算方法を説明したいと思います。

なんでそんなことを説明するのかというと、
自分が予想していないところで勝手に通貨が決済されてしまうと困る場合が出てくるからです。

特にレバレッジが高めの取引を考えている人は、
予期しないところでロスカットが発動して、
もっと長く持ち続けるつもりだったのに強制決済されてしまっていた、、
ということになりかねません。
(レバレッジについては次の「レバレッジってなぁに?」のページで説明します!)

または、そもそも自分が考えているレバレッジでの取引が、
ハイレバレッジすぎて通貨を保有した瞬間にロスカットされかねない、、
というようなことがあらかじめ分かっていた方がいいからです。

ローレバレッジでの取引を考えている人は、
それほど意識しなくてもいいかもしれませんが、
算出方法はそれほど難しくありませんので、サクっと覚えておきましょう。

それでは具体的な例で考えてみましょう。

たとえば、米ドル/円1万通貨を保有する場合に、
最低証拠金が4万、ロスカット率が30%の業者があるとします。

最低証拠金というのは、
その通貨を1万通貨保有する場合に最低限入金しないといけないお金の金額のことで、
米ドル/円1万通貨を保有する場合の最低証拠金が4万円と言えば、
最低4万円以上入金すれば米ドル/円1万通貨の取引ができるということです。

たとえば、この場合に3万しか入金しなかったら、
注文しようと思っても注文を受け付けてくれません、、

ロスカット率30%というのは、
最低証拠金の30%の金額まで口座残高が減少したら、その時点でロスカットしますよ、
ということです。

この業者で米ドル/円が80円の時に、1万通貨を10万円の証拠金(レバレッジ8倍)で買った場合、
米ドル/円がいくらになったらロスカットされますか?

レート 最低証拠金 ロスカット率 証拠金 保有通貨数
80円 4万円 30% 10万円 1万通貨

・・・・・・・・・・・・・

これ、わかりますかね?

まず、最低証拠金が4万でロスカット率が30%なので、
口座残高が12000円になったらロスカットということになります。

口座残高がいくらになったらロスカット?
最低証拠金40,000円×ロスカット率30%=12,000円

今口座には10万円を入れているので、10万円から12000円を引いた金額、
つまり88000円までの含み損に耐えられるということになります。

88000円の含み損まで耐えられるので、
これを米ドル/円1万通貨の値下がり幅に換算すれば、
どれくらいになるかを考えてみます。

単純に88000円を1万通貨で割ればいいだけですが、
答えは8.8円になります。

どれだけ値下がりしたらロスカット?
含み損に耐えられる金額88,000円÷1万通貨=8.8円

ということで、
米ドル/円が71.2円まで値下がりしたら口座に12000円を残してロスカットということになります。

・・・・・・・・・・・・・

わかりますかね?

要は証拠金に余力がある分だけ値下がりに耐えられるということです。

もし、11万2000円の証拠金を入れていたとしたら、
10万円までの含み損に耐えることができるので、
米ドル/円がちょうど70円になったらロスカットということになります。

基本的に証拠金は多く入れれば入れるほどロスカットレートは下がります。

これが最も基本的なロスカットラインの計算方法になります。

じゃあ、米ドル/円が2万通貨、3万通貨になったらどうなるの?

上記の例は米ドル/円1万通貨でのシミュレートでしたが、
これが2万通貨とか3万通貨での取引になった場合はどうなるのでしょうか?

これは1万通貨のパターンの計算を理解できたのであれば、
そんなに難しくありません。

単純に2万通貨、3万通貨となるごとに掛け算すればいいだけです。

上記と同じ例で、米ドル/円を1万通貨保有するのに、
最低証拠金4万円が必要で、ロスカット率が30%だとしたら、
2万通貨保有するには8万円、3万通貨保有するには12万円必要ということになります。

たとえば、3万通貨保有する場合は最低証拠金が12万、
ロスカット率が30%なので口座残高が36000円になった時点でロスカットとなります。

あとは上でやった計算と全く同じことをすればいいだけなのですが、
入金したお金が20万だった場合は、20万-36000円で、
16万4000円が含み損に耐えられる金額ということになります。

そして、今回は3万通貨での取引を想定しているので、
この金額を3万で割ればどれだけの値下がりに耐えられるかが算出されます。

どれだけ値下がりしたらロスカット?
含み損に耐えられる金額164,000円÷3万通貨=5.47円

答えは5.47円なので、米ドル/円が80円の時に買ったのであれば、
74.53円になった時点でロスカット、ということになります。

売りをやった場合のロスカットラインはどうやって計算すればいい?

今までの例では米ドル/円の買いばかりを想定していましたが、
売りをやった場合はどうやって計算すればいいでしょうか?

これもめちゃくちゃ簡単で、単純に売りと買いが逆になるだけなので、
買いをやった場合に5.47円値下がりした時点でロスカットなら、
売りをやった場合は5.47円値上がりした時点でロスカットとなります。

買いの場合、ロスカットは強制的な売りになりますが、
売りの場合は、ロスカットは強制的な買いになります。

また、米ドル/円の最低証拠金額やロスカット率は業者によって違ってきますし、
通貨ペアによっても違ってきます。

業者ごとの最低証拠金額やロスカット率は、
業者の詳細ページや、「証拠金を徹底比較!」のページで参照できるので、
よかったら参考にしてみてください。

ただ、次の「レバレッジってなぁに?」でも説明しますが、
最低証拠金やロスカット率で業者を選ぶようなことはしなくてもいいです。

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